『Chevaliers du Tastevin叙任記』を掲載しました。
≪伝統を受け継ぎ、未来を紡ぐ—Chevaliers du Tastevin叙任記 太田嘉代子≫
故・太田悦信は、ブルゴーニュで醸造を学び、優れた試飲技術で信頼を築きました。その功績により、名誉ある称号「Confrérie des Chevaliers du Tastevin」(コンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァン)を日本人2人目として叙任されました。日本語に訳すと、ブルゴーニュの利き酒騎士団です。平成元年には株式会社シュヴァリエを設立し、輸入とレストラン運営を通じて、本場のワイン文化を日本に広めました。
2024年10月26日、このたび、故山本博さん、遠藤利三郎さんをはじめ、たくさんの方々のお力添えとご縁に恵まれ、貴重な機会をいただきました。故・太田悦信と同じ「Confrérie des Chevaliers du Tastevin」に叙任されたことは、心からの喜びであり、改めてこの道に真摯に向き合っていこうと、身の引き締まる思いです。いただいたご厚情に感謝し、これからもワインの魅力と、人と人とのつながりを大切に伝えてまいります。
≪フランスチーズの誇りと共に—フランスチーズ鑑評騎士の会 叙任の喜び 太田嘉代子≫
2024年11月14日、このたび、フランスチーズ鑑評騎士団「Confrérie des Chevaliers du Taste-Fromage de France」の「Chevaliers」(シュヴァリエ)に叙任される栄誉を賜りましたことを、心より感謝申し上げます。
フランスの豊かなチーズ文化と伝統を守り、広める一員として、この称号を受け継ぐことができたことを大変誇りに思います。
チーズは、その地域の歴史や風土を感じさせる素晴らしい文化遺産であり、私たちの食卓に豊かさと喜びをもたらしてくれます。
この叙任を通じて、その魅力をより多くの方々と共有し、愛され続けるチーズの素晴らしさを伝えていきたいと考えております。
≪歴史を紡ぎ、未来を守る—ラ・シェーヌ・デ・ロティスール叙任の光栄 太田嘉代子≫
2025年2月26日、栄えある「La Chaine des Rôtisseurs」(ラ・シェーヌ・デ・ロティスール)の一員として叙任される光栄を賜り、心より喜びを感じております。このたびの叙任を迎えるにあたり、料理技術にとどまらず、伝統と情熱が詰まった「ロースト」の世界を深く理解し、それを守り、広めていくことの重要性を改めて認識しました。
ロティスールは、私たちの食文化において深い歴史と誇りを持ち、次世代へ受け継がれるべき素晴らしい遺産です。
この叙任を受け、改めて自らの使命を胸に、ロースト技術とその背後にあるストーリーを大切に伝えていく決意を新たにしました。受け継がれてきた歴史を未来へとつなげるため、今後も日々努力してまいります。
この素晴らしい機会をいただいたことに深く感謝し、今後もその責任を全うできるよう精進していきます。