2002収穫情報9月16日
ボルドー・グラーヴ地区

DOMAINE DE CHEVALIER

ボルドーの白ワインの代表、ペサック・レオニャン村の
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ。

収穫は始まっておりましたが、この日は快晴、その上、気温は昼の時点で26℃。

9月とは思えない暑さで、収穫は午前中でおしまい。
収穫風景は見れませんでした。残念!
※ちなみに、オーストラリア等の日中暑い国では、夜は涼しいので、
夜のうちに収穫します。(ナイト・ピッキングといいます)


この画像を見て何をしているか一発で分かった方は、相当の醸造通です。

答えは、搾って出てきたジュースにドライアイスを入れているところ。

では、何のために?
液温を抑えるため。ジュースの温度が上がってしまうと、香味が飛んでしまう。
それを防ぐために冷やしているんですね。

今年の畑の話を当主オリヴィエ・ベルナールさんに聞いてみました。

冬は乾燥していた。5月の開花時季も厳しかった。雨と寒さから
花振いが生じた。夏も暑くならなかった。しかし、空気は乾燥
していた。8月20日頃、白ブドウにカビ果が出たが、
ここ1週間、好天が続いているのでこの調子でいけば、糖熟が増し
良い年になるだろう。

ここの選別収穫は徹底している。上述のように、カビ果が出たので、
通常3回の選別を4回に増やしている。
最良のブドウ以外はワインにしない方針だ。

また、暑さでジュースが酸化しやすいために、樽のまま4℃のセラーに24時間入れる。
これにより、ジュースの中の澱が落ちる。
気温が26℃で、4℃の場所に入れても、実際の樽内のジュースの液温は13〜14度までしか落ちない。
果汁の“DEBOURBAGE”である。

 


ブドウのジュースを分析している場面。

この画像は糖度を測っているところです。
そのほかに、総酸量等も当ドメーヌで分析しています。
人件費等の面から、ブルゴーニュでは研究所に送り分析しています。
ちなみに今年の白は分析の結果、補糖なしで13%(!)のアルコールになるそうです。
2002年のボルドーの白は狙い目かもしれませんね!

赤(メルロー)の収穫は、まだ先で、2週間後を予定。
その後を追うようにカベルネ・フランを開始し、その後がカベルネ・ソーヴィニヨン。
つまり10月に入る可能性があります。
カベルネ・ソーヴィニヨンといえばメドック。

次回の収穫情報はメドックです。
さて実際はどういう予定になっているでしょう?
お楽しみに!!